休眠会社であっても申告は必要です。
休眠会社はまったく営業活動をしていない状態のことを言うので、売上も経費もゼロだから申告が不要だと思われているお客様が多く、弊社にも「休眠会社だから決算をする必要はないですよね?」という質問が頻繁に来ます。
しかし、休眠会社であったとしても決算申告をする必要があり、また申告をしなかった場合のデメリットもかなり大きいので、毎年必ず申告することをお勧めしています。
休眠会社で申告を行わなかった場合のデメリット
休眠会社が申告をしなかったことによる1番のデメリットは、過去の赤字(繰越欠損金)がある場合に青色申告が取り消される事です。
過去の赤字は将来の利益と相殺する事ができますが、休眠会社が2年間以上申告書を提出しなかった場合には、青色申告が取り消されて赤字を繰り越す事ができなくなるのはもちろんのこと、それ以外の優遇も受けられなくなるので注意が必要です。
以上の事から、将来的に事業を再開する予定がないなら仕方がありませんが、もし何年後かに事業を再開する予定がある場合には、将来事業を再開した際の税負担を軽減するためにも、休眠会社の申告は毎年しておいた方が良いと思います。
なお、休眠会社の申告をご希望のお客様からのお問い合わせが多いことから、弊社では売上がゼロ(あるいはそれと同じ状態)で実質的に営業していない会社と同様の会社については、通常の決算料よりも格安でお引き受けしておりますので、
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